ボールの位置も気をつけないといけないの?
こんなお悩みを解決します。
つま先上がりに限らず、傾斜って厄介ですよね。
僕も初心者の頃、打ち方やボールの位置、どこにボールが飛んでいくのかわからず、打っては傾斜、打っては傾斜を繰り返していました。
でも、傾斜ってポイントさえ押さえちゃえばなんてことないんです。
本記事では、つま先下がりの傾斜で起こりやすい現象、どのような打ち方を意識するか、ボールの位置を、ゴルフ歴16年の僕がわかりやすく解説して行きます。
本記事を読み終わったら、すぐゴルフ場に行き試しに行くことが上達の秘訣です。
目次
いわゆるゴルフの傾斜とは?
一概に傾斜といっても、そもそもゴルフの傾斜って何があるのという方もいると思うので簡単に確認します。
ゴルフの傾斜とは、
上記の4つの傾斜のことを指しています。
今回は、この4つの傾斜の1つであるつま先下がりの傾斜について解説して行きます。
つま先下がりの傾斜とは?
傾斜に対してつま先が下がっている状態のことをいいます。
つま先下がりの傾斜で気をつけるポイントは、
- 出やすいミスの確認
- 基本の構え
- ボールの位置
の3つです。
他の3つの傾斜も基本的に上記3点を着実に覚えておけば傾斜の悩みはなくなります。
それぞれ確認して行きましょう。
つま先下がりの傾斜で出やすいミス
打ち出す方向を考えるために、つま先上がりの傾斜で出やすいミスを知っておく必要があります。
つま先下がりの傾斜で出やすいミスは、スライスとトップです。
つま先下がりはボールをこする(右にいく)イメージがつきやすい傾斜で、傾斜の強さによりますが、基本的にはスライスするものと思っていた方がいいです。
また、手打ちの意識やボールとの距離が遠くなるのでトップしやすくなります。
つま先下がりの傾斜の基本の構え
基本的には、傾斜に対してつま先が下がるので前のほうに体重が乗りやすいです。
つま先下がりの場合は、バランスを保つためにスタンスを通常より広くして、体重を後ろにもっていきます。
体重を後ろにもっていくときは、倒れない範囲でお尻を突き出しながら膝を曲げていく感じです。そうすると、前後のバランスが保ちやすくなります。
前後のバランスはとることができましたが、ボールと体の距離が遠くなりゴルフクラブがやや届きにくくなります。
では、どうすればいいか?
クラブを長く持ちましょう!つま先上がりの逆です。
通常ですと、グリップエンド(グリップの端っこ)から指1.5~2本分開けていると思うのですが、その部分より長く持ちます。グリップエンド近くまで握る感じです。
体重を後ろにもっていくとボールとの距離が遠くなるので、この作業が必要になります。
手元と膝の距離がやや近くなると思いますが、それでOKです。
グリップエンドをはみ出しちゃダメですよ。
クラブがすっぽ抜けます!!
つま先下がりの傾斜のボールの位置
ボールの位置は、前後で考えるとボールと体の位置が遠くなるので、必然的に普段構えるよりもボールは前に置くかたちになります。
ボールの位置の左右では、クラブの番手にもよりますが基本的には真ん中で良いでしょう。
つま先上がりの傾斜の打ち方
先ほどのつま先下がりの傾斜の基本の構え、ボールの位置を確認したら実際に打って行きます。
打つ時のポイントは、
- 目標よりやや左方向を向く
- 体の回転で打つ
- フルスイングしない
です。
目標よりやや左方向を向く
先ほどの出やすいミスを思い出してください。
思い出せましたか?スライスとトップでしたね。
つま先下がりの傾斜では、基本的にバックスイングがインサイドに入りやすく横振りになってしまいます。
スイングすると、必然的にフェースが開きやすくなるのでスライスボールが出やすくなります。
また、インサイドにバックスイングをするとアウトサイドからクラブが降りてきやすくなりますのでよりスライスボールが出やすくなります。
アウトサイドからクラブが入るとスライスボールが出る理由は、飛球法則という法則が関係します。聞いたことがないという方は、【ゴルフ】新飛球の法則?旧飛球の法則?知ってるとゴルフが変わる!?をお読みください。
これを無理やりまっすぐ持っていこうとしても、ミスショットをする確率があがります。
曲がり幅は傾斜の強さによって変わりますので傾斜が強いときはより大きく左を向きましょう。
曲がり幅の調整については実際にコースに行って確認作業を繰り返していくしかないです。
体の回転で打つ
つま先下がりの傾斜では、下半身でリードすることが難しくなるため手打ちのイメージがつきやすくなります。
しかし、手打ちになるとトップするミスショットが出やすくなるのでなるべく上半身(体幹)を回転させるイメージで打ちましょう。つま先上がりの傾斜と一緒ですね。
フルスイングしない
スイング幅ですが、実際に傾斜に立ってみるとわかりますがスタンスの取り方(下半身の構え)の関係でフルスイングはできないです。
フルスイングしたらバランスを崩しますし、ミスショットや怪我のリスクもあるのでオススメはしません。ハーフショットくらいで留めておきましょう。
傾斜が強いと前に転ぶ危険性があるため、前に危険物がないかも確認しておくと良いです。
まとめ
つま先下がりの傾斜の打ち方をまとめると、
- やや左方向を向き
- 基本の構えをとったら
- ハーフショットで打つ
の3つだけ押さえておきましょう!
つま先上がりの傾斜とおさえるポイントは一緒ですね。
本記事を読んでくれたあなたは、つま先下がりの傾斜の悩みがなくなりましたので、ゴルフ場でつま先下がりに遭遇しても涼しい顔をしていられます。
本記事で得た知識を早速実践しに行きましょう。
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