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2019年の全英女子オープンで渋谷日向子プロが20歳という若さで優勝し、ゴルフブームが再燃しています!
ゴルフがもっと上手くなりたい!!そんな気持ちにも火がついていると思います。
しかし、初心者ゴルファーだと何から練習を始めればいかわからないと思います。
ぼくも初心者のとき何から手をつけていいかわかりませんでした。
初心者が上達する過程でまず必要なのは、「きちんとしたアドレス姿勢を作ること」「振り幅を調整して打つこと」「インパクトの形を覚えること」の3つです。
「きちんとしたアドレス姿勢を作ること」は、前回【アドレス】ゴルフ初心者おすすめ!ポイントは5つ!基本の構えとは?でお話ししました。
今回は、「振り幅を調整して打つこと」をお伝えしていきたいと思います。
目次
振り幅を調整して打つとは?
ゴルフ初心者の頃は、何よりもスイングづくりが大切です。
初心者のうちにスイングを作らないと、スイングの再現性がなくなりスコアアップしにくくなるからです。
いきなりフルスイングしてがむしゃらにボールに向かって行く気持ちもわかります。
しかし、がむしゃらに振ってボールに当たったとしても「それはまぐれ」です。
小さい振り幅から徐々に大きくして確実にボールに当てていきましょう。
これが振り幅を調整して打つということです。
想定した振り幅でボールに当てられるようになれば、まぐれではなく必然的にボールに当たってきている証拠となります。
つまり、あなたはゴルフがうまくなっているのです。
ここでは、スイングづくりに必要な基礎練習を紹介していきます。
使用するアイアンは、7アイアンで大丈夫です。
スイングづくりに必要な基礎練習メニューは「振り幅を調整して打つ」です。
今から、2つの振り幅の練習メニューをお伝えしていきます。
まずは、この振り幅をしっかり打てるようになることが大切です。
ステップ1:8-4時で振ってみよう!
アナログ時計の文字盤を思いうかべてください。

頭の方が12時で足元が6時になります。
この時計を自分の体に当てはめ、スイングをしていきます。
8-4時:構え

バックスイングを8時まであげ、フォローを4時まで取りましょう!
8-4時:バックスイング

バックスイングの時は、手で持ち上げようとせずに肩の回転で打つように心がけてください。
8-4時:フィニッシュ

4時までクラブを振ったらしっかり止まります。
これを、反復練習します。
8-4時の振り幅では、構えの部分でできている肩と腕の三角形を崩さないように振りましょう。
また、女性に多いのですが、バックスイングやフォローのときに手首をこねないように注意しましょう!こねちゃう人は、手首は固定しておくくらいのイメージで大丈夫です。三角形をしっかり維持できればこねちゃうリスクは減らすことができます。
下半身ですが、この練習はべた足で行いましょう。
べた足で行うと手打ちの要素が強くなりますが、初心者のうちはアームローテーション(両腕の協調した回転のこと)をしっかり作りたいので手打ちでいいです。
8-4時で10球中5球ほど気持ちよく打てるようになってきたら、振り幅を大きくしてみましょう!ステップ2の練習メニューへ移行していきます。
ステップ2:9-3時で振ってみよう!
今度は、時計の文字盤の9-3時でクラブを振っていきます。
9-3時:構え

バックスイングを9時まであげ、フォローを3時まで取りましょう!
9-3時:バックスイング

ポイントが1つありまして、バックスイングで9時まであげたら、あげたところでしっかりとL字を作りましょう!
9-3時:フィニッシュ

フォローの3時でも同じようにL字をしっかり作ります。
3時までクラブを振ったらL字でしっかり止めるイメージです。
こちらも、べた足で行いましょう。手打ちでいいです。
理由は、ステップ1と同じ理由です。
繰り返しですが、べた足で行うと手打ちの要素が強くなります。初心者のうちはアームローテーション(両腕の協調した回転のこと)をしっかり作りたいので手打ちでいいです。
振り幅を大きくしていくと、振り幅の小さい時と比べて当たらなくなってしまうことがあります。当たらなくなってきたら、次の項目のチェックポイントを確認しましょう!
当たらなくなってきたら?
ボールに当たらなくなってきたときに、どこをチェックすればいいかをお伝えしておきます。
□べた足で打てているか
□ボールを最後まで見れているか
□後ろから見たとき前傾姿勢が崩れていないか
□正面から見たとき体の軸はぶれていないか
上記、4つのチェックポイントを確認しましょう!
べた足で打てているか
べた足で打てていないと、体が開いてしまい(右を向いてしまう)ミスショットが出やすくなります。ゴルフボールを体の正面で捕える感覚がつきやすくなります。
ゴルフボールを最後まで見れているか
ゴルフボールが最後まで見れていないと、こちらも体が開いてしまい(右を向いてしまう)ミスショットが出やすくなります。
最低限、目線だけでもしっかりボールを見ておきましょう!
後ろから見たとき前傾姿勢が崩れていないか
バックスイングの時にゴルフクラブを持ち上げようとすると、前傾姿勢が浅くなり背筋が伸び上がるような形となります。
背筋が伸びるということは、ゴルフボールとの距離が遠くなるのでクラブがボールに届きづらくなり、「空振り」や「トップ」といったミスが出やすくなります。
正面から見たとき体の軸はぶれていないか
バックスイングの時にゴルフクラブを持ち上げようとすると、体が右に大きく移動することがあります。右に移動した分、打つとき(ダウンスイングに入るとき)に左に重心を戻さないといけなくなるので、左右の誤差が出やすくなります。手前からクラブが入る「ダフり」というミスショットが出やすくなります。
体の軸を意識して、最初に頭があった場所からなるべく頭を動かさないように体の回転で打ちましょう!
チェックポイントの3番目と4番目はスマホなどでご自身のスイングを撮影しながら行うといいと思います。
また、8-4時の小さい振り幅に戻していくのもアリです。当たるようになったら、9-3時に戻す感じで繰り返すのもOKです。
まとめ
まずは、ゴルフクラブを決められた振り幅で手打ちをすること。
そして、「当たらなくなってきたら」のチェック項目を崩さずに練習するところから始めることが先決です。
次のステップでは、インパクトの形を覚えると同時にボディターンの練習をしていきます。
今回は以上です。

