GOLF

【初心者】ゴルフスイングの基本を覚えるのに必要な4つのステップ

最近ゴルフ始めたけど何から練習すればいいんだろう。
ゴルフスイングの基本ってなに?

こんなお悩み解決します。

初心者向けのゴルフスイングの記事はたくさんあるんですが、『〜つのステップ』とかいう割に話が脱線して、それ以上のステップになっていたり、専門用語が多すぎてよくわからないということはありませんか?

本記事では、シンプルに4つにまとめてゴルフ初心者が身につけるべき必要最低限の方法をまとめています。

初心者に必要なステップは、

ステップ1:自分にあったゴルフグリップを見つける

ステップ2:ゴルフにおける基本の構えを身につける

ステップ3:手打ちで決められた幅を振る練習をする

ステップ4:手打ちから卒業するためのインパクトを身につける

だけです。これがしっかりできればコースで回ることができます。

ゴルフ歴16年のぼくが培ったノウハウを初心者向けにわかりやすくまとめています。

全ての記事をここに集約するとかなり長くなってしまうので具体的な方法は別記事のリンクを貼っています。どれも写真付きでわかりやすくまとめていますのでステップごとに一読することをオススメします。気軽に読んでください。

ステップ1:自分にあったゴルフグリップを見つける

ゴルフを始めるにはゴルフクラブを持たなければはじまりません。

そのためにどのようにゴルフクラブを持つかということになります。

ここでは、ゴルフクラブを持つときの、ゴルフグリップを身につけていきます。

ゴルフグリップの種類としては主に3種類あります。

  1. オーバーラッピンググリップ
  2. インターロッキンググリップ
  3. ベースボールグリップ

の3種類です。

初心者には、『オーバーラッピンググリップ』『インターロッキンググリップ』をオススメします。

ゴルフグリップの種類や特徴については、【初心者】ゴルフグリップの種類~たったこれだけ!? 3つの握り方~で写真を使ってわかりやすくまとめていますので『ゴルフグリップがよくわからない』という方はまずは読んで見てください。

また、ゴルフグリップの種類とは違って、握り方というのが3つあります。

  1. スクエアグリップ
  2. ストロンググリップ
  3. ウィークグリップ

という3つの握り方です。

はじめは『スクエアグリップ』をオススメします。

詳しくは、【ゴルフ・グリップ】スクエア、ストロング、ウィークを図解で解説に写真付きで解説していますのでこちらもお読みください。

上記をまとめると、初心者は『オーバーラッピングのスクエアグリップ』もしくは『インターロッキングのスクエアグリップ』がまずはオススメとなります。

ステップ2:ゴルフにおける基本の構えを身につける

ゴルフスイングの基本の構えを身につけよう。

ゴルフグリップを身につけたら、次はゴルフの基本の構えを覚えていきます。

ポイントは、前傾姿勢をしっかり作り、軽く膝を曲げることです。この前傾姿勢を作るときに股関節の位置を意識することできれいな前傾姿勢を作ることができます。

股関節を意識した前傾姿勢の作り方は、【アドレス】ゴルフ初心者おすすめ!ポイントは5つ!基本の構えとは?で写真を使って詳しく解説しています。この記事を読めば、きれいな前傾姿勢が作れるようになっていること間違いなしです。

ステップ3:手打ちで決められた幅を振る練習をする

自分にあったゴルフグリップを見つけ、ゴルフの基本の構えを身につけたら実際にゴルフクラブを振っていきましょう!

なかには、『初心者はクラブを振るな』とかいう人もいますが、正直めちゃくちゃなこといってるなーという印象です。たいてい、変な癖がつくとか理由にあげたりされますが、正しい指導を受ければ変な癖はつきません。というより、素振りばっかりしていても実際にゴルフクラブを振らないとゴルフクラブの重さやしなりを感じ取ることはできないので『初心者でもどんどん練習場に行ってゴルフクラブを振る』ことをオススメします。

では、実際に『どのようにクラブを振っていけばいいか?』というところですが、やることは簡単です。

時計の文字盤を自分の体に当てはめてゴルフクラブを振っていけばいいのです。

初心者を指導するときによく言われる指導方法です。

振り幅の範囲としては、バックスイングを9時まであげてフィニッシュを3時までとる。この範囲でゴルフボールがしっかり打てるようになってくるとスイングづくりが定着してきています。

この段階では、下半身は固定していていいので、しっかり肩の回転を使って手打ちをしていきましょう。ただし、手でゴルフクラブを持ち上げる動作はダメです。三角形をくずさず肩の回転を利用してゴルフクラブを持ち上げましょう。(三角形については、【アドレス】ゴルフ初心者おすすめ!ポイントは5つ!基本の構えとは?で解説しています。)

具体的な、振り幅の調整については、【ゴルフ・初心者】はじめに練習してほしいこと。写真付きで詳しく解説しています。

ステップ4:手打ちから卒業するためのインパクトを身につける

最後に、インパクトの形を身につけていきます。

この項目ではじめて手打ちから卒業していくこととなります。

よく『体の正面でボールを捉えろ』『ビハインド・ザ・ボール(体がボールの後ろで打つこと)だ』なんて言われますが、手打ちから卒業するにはこの動きが必要になって来ます。また、初心者が陥る飛ばない原因の理由なのでしっかりと身につけましょう。

ゴルフクラブの振り幅は9時〜3時の振り幅でいいので、インパクトの形を意識してどんどん振っていきましょう。

実際にどのようにインパクトの形を身につけるのか、ドリルも含め、写真付きで【ゴルフ・初心者】はじめに練習してほしいこと。続きに詳しく解説しています。

全体的な流れとしては、

  • ゴルフグリップを覚える
  • ゴルフの基本の構えを覚える
  • ゴルフクラブを手打ちで振っていく
  • ゴルフクラブを手打ちで振ることから卒業する

という流れになります。

冒頭で説明した通りの流れですね。

よく手打ちで振る項目をふっとばしちゃう人がいるのですが、アームローテーション(両腕の回旋運動)やべた足で打つ重要性を理解できなくなるのでオススメしません。

『手打ちはよくない』という印象があるかもしれませんが、アームローテーションやべた足で打つことを覚えた後の話なので気にせずステップ3では手打ちをしまくってください。

『ボールが右に曲がる(スライスする)んですけどどうすればいいですか』といった質問を受けますが『手打ちで打つ項目を飛ばしている』ことが原因です。手順をしっかり踏んでいけば9時から3時の振り幅でスライスすることはそうそうないです。

本記事では、フルスイングについては解説していませんが理由があります。初心者の段階ではフルスイングをしても本来のスイングが崩れてしまう傾向にあります。

ゴルフボールを飛ばすには、フルスイングをして、ヘッドスピードを早くすることも大切なのですがミート率(インパクトの時にゴルフクラブの芯に当てる確率)を上げることも大事なのです。スイングづくりがしっかりできていないとミート率は高まらないので、フルスイングは最低限必要な項目に入らないというわけです。

下記、飛距離にミート率が影響する根拠を解説しています。

参考までに飛距離の式を載せておきます。

ボールの初速×4=飛距離で、

ボールの初速=ミート率×ヘッドスピードです。

つまり、ミート率×ヘッドスピード×4=飛距離と変換できます。

式だけじゃよくわからないので、例をあげてみましょう。

ヘッドスピードは同じだけど、ミート率が違う人を例にあげましょう。

ドライバーのヘッドスピードは2人とも、40m/sとします。

Aさんは、ミート率1.1

Bさんは、ミート率1.2

と、ミート率だけ見ると0.1違います。

このミート率0.1の違いがどんな影響を及ぼすのでしょうか?

それぞれ式に当てはめていきます。

Aさんの場合

1.1(ミート率)×40(ヘッドスピード)×4=176ヤード(飛距離)

Bさんの場合

1.2(ミート率)×40(ヘッドスピード)×4=192ヤード(飛距離)

なんと、ミート率0.1違うだけで、16ヤードも飛距離が変わってきてしまうのです。

セカンドショットのゴルフクラブの番手が1〜2番手変わってきますね。

それだけ、ミート率が重要ということです。

初心者が素早く飛距離を上げるにはヘッドスピードよりもミート率を上げる方が早いことがわかっていただけたと思います。

そのため、フルスングではなく9時〜3時の振り幅(ハーフスイング)でゴルフスイングすることをオススメしています。試しに、ハーフスイングとフルスイングで振ってみてください。初心者のうちはそんなに飛距離は変わらないはずです。

ハーフスイングで体の回転を使って打てるようになればゴルフコースを回るには十分な飛距離は出ています。ゴルフスイングが定着してきたら、さらに振り幅を大きくしていきましょう。(おそらくスイングの反動で自然と大きくなっているとは思いますが)

フルスイングとハーフスイングの飛距離を比べる時は、一発いいボールが打てた時ではなく平均値で比べてくださいね。

ゴルフスイングの基本は、本記事の内容で身についていると思います。

しかし、写真や動画だけだと細いニュアンスが伝わりにくいこともあると思いますので、はじめのうちはゴルフスクールに通うことをオススメします。

競技に出る予定がない限り、基本を覚えたら、退会してしまえばいいだけです。

体験レッスンをやっているところが大半なので、まずは体験レッスンに行ってみることをオススメします。

今回は以上になります。

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