ゴルフのグリップってどんな種類があるの?
こんなお悩みを解決する記事になっています。
結論から言いますと、ゴルフの基本となるグリップの種類は「オーバーラッピンググリップ」「インターロッキンググリップ」「ベースボールグリップ」の3種類が一般的に言われているグリップです。
初心者の方は、「オーバーラッピンググリップ」もしくは「インターロッキンググリップ」がおすすめです。
本記事では、ゴルフグリップの種類や握り方を10枚の画像を使用し、わかりやすくまとめています。また、3種類のグリップの特徴やどんな人へ向いているのかも書いています。
本記事を読めば、3種類のグリップの中からあなたの最適なグリップが見つかり、グリップの悩みが解決しますよ。
目次
ゴルフのグリップの種類とは?
ご存知の通り、ゴルフを始めるにはゴルフクラブを握らないと始まりません。
でも、ゴルフクラブの握り方がわからない、友達に教えてもらったけどなんかしっくりこないなーなんてこともあると思います。
ゴルフのグリップには以下に示した種類があります。
- オーバーラッピンググリップ
- インターロッキンググリップ
- ベースボールグリップ
この3つのグリップの中から自分に合ったものを選んで行くことになります。
ゴルフのグリップは、体とゴルフクラブを唯一繋ぐ場所ですから自分にあったグリップの種類を一緒に探していきましょう。
それでは、3つのグリップについてそれぞれ解説していきます。
グリップの種類①|オーバーラッピンググリップ

画像の通り、左手の人差し指と中指でできた谷間に、右手の小指を重ねるゴルフグリップです。
オーバーラッピンググリップがオススメの人
- 筋力が比較的ある人
- 手が大きい人
- 他の2種類のグリップより握ったときにしっくりくる人
上記に該当する人はオーバーラッピンググリップをおすすめします。
オーバーラッピンググリップの特徴
- スライスはしやすい
- フックはしにくい
右手の動きが抑えられるので、上記の特徴が見られやすいです。
周りを見ていると、オーバーラッピンググリップの人が多い印象です。
グリップの種類②|インターロッキンググリップ

画像のように、左手の人差し指が右手の小指と交差するゴルフグリップです。
インターロッキンググリップがオススメの人
- 力が弱い人
- 手が小さい人
上記に該当する人はインターロッキンググリップがおすすめです。
左手の人差し指が右手の小指と交差するため、必然的に左手の薬指・小指のグリップ力が強くなります。
左手の薬指と小指のグリップが緩むとクラブが飛んでいっちゃうので注意です。
逆に、左手の薬指と小指のグリップが緩まないため(緩ませたら飛んで行くから)、他の指に余計な力が入りにくく、スイング中にクラブは暴れにくいです。
女子ゴルファーはわりとインターロッキンググリップが多いです。
インターロッキンググリップの特徴
- スライスはしにくい
- グリップが緩みにくい
スライスがしにくい理由としては、アームローテーションといって腕の回転が行いやすくなるのでスライスはしにくくなります。
グリップの種類③|ベースボールグリップ

画像のように野球のバットを握るようなグリップのことをベースボールグリップと言います。イメージしやすいグリップですね。
元々、野球をしていた方に多い握り方です。
画像は左手の親指をグリップにかけていますが、この左手の親指もグリップにかけずに握り込んでしまう“テンフィンガーグリップ”という方法もあります。
ベースボールグリップがオススメの人
- 野球をやっていた人
- 力が弱い人
上記に該当する人はベースボールグリップがおすすめです。
ベースボールグリップの特徴
- 手打ちになりやすい
力が入りやすい分、手打ちになりやすいので注意が必要です。
ゴルフスイングに癖がつく可能性があるため初心者にはオススメしません。
【基本】ゴルフグリップの握り方~オーバーラッピンググリップで解説~
3つのグリップの握り方をみていただいたところで、実際にどうやって握るか簡単に解説していきます。
画像はオーバーラッピングの握り方ですが、インターロッキングも途中の指を交差するところ以外は同じなので参考にしてください。
【基本】ゴルフグリップの握り方:手順1

まず、右手でゴルフグリップのセンターライン(グリップに書いてあるメーカー名とかでもOK)を自分の方に向けて持ちます。
次に上記画像のように、左手の人差し指〜小指の付け根にグリップを当てます。
【基本】ゴルフグリップの握り方:手順2

上記画像のように左手の中指と薬指、小指を曲げて握っていきます。
そして、左手の親指を軽く添えてあげます。
この時、グリップエンド(グリップの端っこ)のところは指1~2本分開けましょう!
▽ちなみに、下の画像はパームグリップと言って手のひらで握るグリップです。

画像のように手のひらにグリップを当てて握るようなグリップをパームグリップといいます。
パームグリップがオススメの人
- 手の小さい人
- 力が弱い
上記に該当する方はパームグリップを試してみる価値アリです。
基本的にはフィンガーグリップ(指で握る握り方)推奨ですが、個人差で調整してください。
パームグリップの特徴
- 手首が固定されやすい
- コックを意識しすぎるとグリップが緩む可能性あり
握ってみるとわかりますが、手のひらをグリップが斜めに入ってくるので手首の可動性が低下します。
その分無理にコックを入れようとすると、左手の小指を必然的に緩めなければコックが入ってこないのでコックを入れたい人にはオススメしません。
コックについては、【ゴルフ】コックのタイミングはいつ?飛距離アップ間違いなしでわかりやすく説明しています。
【基本】ゴルフグリップの握り方:手順3

手順2では、左手の中指・薬指・小指の3本を握りましたので、手順3では残りの左手の人差し指と中指を画像のように添えてあげましょう!
手順2で握った薬指と小指よりは優しく握ってください。
(左手の中指、薬指、小指を強く握る人もいます。ここらへんは個人差なのでしっくりきた強さで握ってください。)
そして、画像のように指でさしている場所に少し隙間があるとより良いです。
【基本】ゴルフグリップの握り方:手順4

今度は右手の握る手順を解説していきます。
手順1〜3で左手を握ったら、今度は右手を握っていきます。
わかりやすく、先ほどの画像と反対側を写しています。
左手の人差し指と中指の間に、右手の小指を沿わせます。
【基本】ゴルフグリップの握り方:手順5

右手の小指を沿わせたら、右手の中指と薬指でしっかりグリップを支えます。
右手は基本的にこの2本(右手の中指・薬指)がしっかり握れていればOK!
【基本】ゴルフグリップの握り方:手順6

最後は、右手の親指と人差し指を添えてあげれば完成です!
まとめ
あなたに合いそうなゴルフグリップを見つけられたでしょうか?
ゴルフクラブを体の一部にするにはご自身にあった種類の握り方を選ぶことが大切です。
力の強さや手の大きさは一般的に言われているだけなので、3つを試してみて一番しっくりきたものを選ぶといいと思います。
初心者の人は、オーバーラッピングやインターロッキングが無難だと思います。
ちなみに僕はオーバーラッピンググリップです。
スライスしやすかったので、インターロッキングを試したこともありますがスイング中に指が痛くなるため断念しました。(個人差ですね)
一概に、スライスやフックの原因がグリップにあるとは言えませんが、初心者の場合はだいたいグリップが緩んでいる場合が多いです。
最初のうちは毎回グリップを握りなおしてスイングを行うくらいの気持ちでいきましょう。
今回は、ゴルフグリップの基本的な種類・握り方をテーマにしていたのでストロンググリップやウィークグリップには触れませんでした。
気になる方は、【ゴルフ・グリップ】スクエア、ストロング、ウィークを図解で解説でわかりやすく解説していますので読んでみてください。こちらの記事も画像付きなのでサクッと読めます。
少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上です。
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