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作業療法士の平均年収はいくらか|やりがい搾取で悲しい現実しかない件

作業療法士の平均年収っていくらなんだろう?

他の職種と比べるとどうなのかな?

こんなお悩みを解決します。

本記事を訪れてくれたあなたは、作業療法士の給料に疑問を感じ、作業療法士の平均年収は低いのか高いのかが気になり読んでくれていると思います。

本記事では、作業療法士歴8年の僕が作業療法士の平均年収と異職種の平均年収との比較を根拠を示しつつ、わかりやすく解説します。

本記事を読めば、今後作業療法士として年収をあげて行くか、もしくはセカンドキャリアを形成して年収をあげていくかどうかの判断材料も手に入れることができます。

それでは確認していきましょう!

PT/OT人材バンク

作業療法士・理学療法士の平均年収

作業療法士の平均年収を説明する項目の画像作業療法士の平均年収

 

さっそくですが、作業療法士・理学療法士の平均年収を確認します。

下記の表は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に作成した作業療法士・理学療法士の事業規模別の平均年収の表です。

厚生労働省の賃金統計調査だと、作業療法士と理学療法士の賃金は同じくくりにされています。

作業療法士・理学療法士の平均年収
従業員数 10人以上 10〜99人 100〜999人 1,000人以上
給料(円) 286,900 307,600 279,400 286,900
年間賞与
特別給与額(円)
662,200 572,600 653,400 757,500
所定内
実労働時間(h)
163 172 163 158
残業時間(h) 6 5 5 8
平均年収(円) 4,105,000 4,263,800 4,006,200 4,200,300
  • 平均年収の算出方法
    平均年収=決まって支給する現金給与額+年間賞与・その他特別給与額
  • 決まって支給する現金給与額には、残業代も含まれる

事業規模では、作業療法士・理学療法士の平均年収が大きく違うということはないですね。

おおよそ、全体の平均年収は400万程度という結果です。

後ほど示しますが、新卒はもっと低いです。

作業療法士の定年までの平均年収を先に知りたい人は「作業療法士の年代別平均年収」をクリックすると当記事の該当箇所へ移動します。

 

作業療法士・理学療法士の平均年収と異職種の平均年収の比較

作業療法士と異職種の平均年収の違いの項目の画像作業療法士と異職種の平均年収の違い

 

下記の表は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に作成した作業療法士・理学療法士の平均年収と異職種の平均年収をまとめた表です。

作業療法士・理学療法士の平均年収と異職種の平均年収の比較
平均年収
単位(円)
従業員数
10人以上 10〜99人 100〜999人 1,000人以上
OT・PT 4,105,000 4,263,800 4,006,200 4,200,300
看護師 4,799,300 4,372,500 4,595,000 5,137,900
放射線技師 5,129,900 4,968,000 4,856,000 5,393,300
ケアマネージャー 3,854,000 3,920,100 3,830,000 3,767,100
SE 5,511,900 4,907,100 5,328,100 6,090,100
プログラマー 4,183,200 3,750,800 4,192,900 5,188,300
  • 平均年収の算出方法
    平均年収=決まって支給する現金給与額+年間賞与・その他特別給与額
  • 決まって支給する現金給与額には、残業代も含まれる

作業療法士・理学療法士の平均年収は、どの規模でも下から2番目という結果です。

高齢化社会や人生100年時代といえども、診療報酬の仕組みが変わらないと給料を上げることは難しいでしょう。

個人の頑張りが認められない職種でもあるので、平均年収を上げるのは難しいです。

 

でも、年収をあげたいですよね?

年収を上げる方法を確認しましょう!

あなたの平均年収を上げる方法

平均年収を上げる方法の画像あなたの平均年収を上げる方法

 

あなたの平均年収を上げる方法は2つあります。

  • 作業療法士として平均年収を上げる
  • 作業療法士以外の職種で平均年収を上げる

です。

この2つの平均年収の上げ方を深掘りしていきます。

作業療法士として平均年収を上げる方法

作業療法士として年収を上げるには、

  • 大学の講師になる
  • 有名になって講演する
  • 訪問リハビリで働く
  • 土日も休まず働く

の4つしかないかなと思います。

 

大学の講師になる・有名になって講演する

作業療法士で年収を上げる方法の上2つの項目ですね。

この項目は、とにかく作業療法士として勉強して、研究もして結果を出すしかないです。

大学院にも行って研究方等を学び、かつ人脈も作り幅を広げて行くしかないですね。

上昇志向の方は、この方法で行けば、実力とともに平均年収もうなぎのぼりでしょう!

 

訪問リハビリで働く

実体験ですが、病院勤務よりも訪問リハビリの方が給料はいいです。

また、基本給以外にもインセンティブといってその日に結果に応じて給料が上乗せされるところがほとんどです。

ただ、何かあった時に自分で対処できないといけないので若手の作業療法士・理学療法士にはおすすめできません。

明らかに、理学療法士の対象者だろっていう人も作業療法士が歩行訓練したりするので体力も必要です。

 

土曜日も休まず働く

これは作業療法士として病院勤務している人が、休みの日に副業として訪問リハビリで働くという意味です。

完全に労働収入を増やしているだけなので疲弊します。

体力に自信がある人向けの方法です。

 

上記のように、必死に頑張るか、副業するかが作業療法士を続けたまま年収をアップさせる方法です。

 

作業療法士向け求人
  • PTOT人材バンク
    PTOT専用の転職サポート。地域に応じて対応可能。年収500万クラスの求人も多数扱っている。1分程度で申し込みできます。
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作業療法士以外で平均年収を上げる方法

作業療法士以外で年収を上げる方法は、

  • 転職する
  • 副業を始める

です。

 

転職する

ここでの転職は、作業療法士を完全にやめて異業種へ転職するという意味です。

作業療法士よりも平均年収が高いかつあなた自身が続けられる仕事を探すということです。

セカンドキャリアの形成ですね。

年収をアップするにはこのパターンが最速です。

作業療法士の定年までの年収も気になると思うので載せておきます。

作業療法士の平均年収は、病院勤めである限り定年まで働いても500万行けばいい方でしょう。

根拠を示します。

この表も、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に作成した作業療法士・理学療法士の経験年数別の平均年収の表です。

男女別作業療法士・理学療法士の経験年数による平均年収
0年(新人) 1〜4年 5〜9年 10〜14年 15年以上
男性 2,863,200 3,598,4 4,021,700 4,554,100 5,241,200
女性 2,909,7 3,633,200 3,705,200 4,053,300 4,641,700
  • 平均年収の算出方法
    平均年収=決まって支給する現金給与額+年間賞与・その他特別給与額
  • 決まって支給する現金給与額には、残業代も含まれる

経験年数15年以上の幅は、35〜69歳なので年代幅が大きくあてになりません。

それだけ年代幅があるにもかかわらず、15年以上の男性の平均年収は約520万円で、女性の平均年収は約460万円となっています。

昇給は病院や老健、訪問リハビリなど働いている事業所次第でしょうし、昇給だけで年収アップを待っても定年退職時点で良くて500万程度です。

年収を見て足りないと思った人は異業種へ転職するしかないですね。

他業種を見てみる
  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
  • DODA

 

副業する

ここでいう副業は、病院勤務の人が土曜日に訪問リハビリで働き収入を得るという意味ではないです。

別の分野で収入源を作るということです。

例えば、当ブログのようにブログ運営をして広告収入を得て行く方法などです。

 

まとめ

  • 作業療法士として働き続けるにはモチベーションが必要
  • やりがいを感じられない限り労働力を搾取されるだけ
  • 平均年収を上げるには勉強するか転職する

作業療法士の平均年収や他の職種との比較を見て、落ち込んだ方も多いと思います。

一般的な大学よりも高い授業料を払っても、年収は低めなのでモチベーションがない限り続けられません。

逆にモチベーションを保ちかつ方向性を間違わなければ、人生100年時代を作業療法士として生き抜くことも可能でしょう。

作業療法士の免許は幸い更新が必要なく一度とったら資格はずっと持ち続けられるので、若い世代は思い切って異業種を経験するのもアリですね。

僕は作業療法士の平均年収に絶望し、やりがい搾取に陥ったのでIT業界へ転職しようと試みています。

今回は以上です。

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